飯山サバ缶グルメ
海なし県の豪雪地帯だからこそのサバ缶愛
長野県のなかでも北部に位置する飯山市は、森宮野原駅で7m85cmの積雪が記録されたことがある程の豪雪地域。
豪雪地域で交通の便が良くなかったため、保存食の缶詰が重用されてきました。
中でも飯山市民が好むのがサバ缶で、2019年に放送されたテレビ番組(新説!所JAPAN)によると、サバ缶消費量日本一になっているそうです。
家庭料理に留まらず、サバ缶メニューを提供している食事処が何店もあります。
そのうちの一店が、飯山駅ナカ酒場えっぺ
居酒屋ですが、ランチもあり。
飯山駅舎内にあるため、フラっと立ち寄れるのが良いところ。
一押しの本気のサバカレーうどん。
サバの旨みのある、クリーミーなスープが美味しい。辛さは控えめ。
具材にサバの水煮缶が入っていますが、カレースパイスとレモンのおかげか生臭さはいっさいないです。
えっぺの他にも
・ワレもこウ
・飯山駅前よってかし おんと
・高橋まゆみ人形館
・そば処幸輪
・KOKUTO iiyama home
などで、サバ缶メニューの提供をしています。
個人的には、そば処幸輪さんのサバ缶蕎麦(ざる・かけ)がとっても気になります。
蕎麦&魚といえばニシン蕎麦もありますし、間違いなく合いますよね。
サバ缶人気は飯山市だけではありません。
長野県北部の郷土料理に、サバ缶を缶汁ごと入れる「たけのこ汁」というものがあり、よく食べられています。
私は中信地域の出ですが、よく食べていました。
しかし家庭料理としては一般的でも、サバ缶を使ったメニューを提供する飲食店はまだまだ少ないのが実情です。
全国的にサバ缶の人気が高まるなか、飯山の頑張りに期待です。
企画色が強いと思いますので、サバ缶メニューを目当てにいく際は、事前にお店に確認してくださいね。
2021年9月訪問